E23東名阪自動車道の弥富ICと蟹江ICでは毎年春になると数千羽のサギが飛来し、秋にかけて営巣しています。高速道路で野鳥が大規模な繁殖地を形成することは全国的に極めて稀です。
そのため、2010年から公益財団法人愛知公園協会弥富野鳥園、日本野鳥の会愛知県支部のご協力を得て、自然(サギ)と人(高速道路)との共生の実現に向けて、生息環境を保護する活動を行っています。 活動のひとつとして、車道との境界に高さ4.5mのフェンスを設置しました。このことにより、サギの生息範囲を設定し、高速道路を走行する車両とサギの接近を防ぐことができ、サギと車の衝突事故が激減しました。
これからも地域環境に配慮した道づくりを進めていきたいと思っています。